三郷幼児放置死事件

3月、埼玉県三郷市の豪邸で約10日間祖父母宅に、6歳の長男、2歳の双子の長女と次男の3人の子供を放置し、次男を餓死させ、長女に脱水症などの傷害を負わせた事件。

〔東京新聞TYOKYO　Web〕より抜粋〔原文はこちら〕

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双子の育児は大変だった。

一人が泣きやめばもう一人が泣く。

単身赴任した男性の帰宅は年に数回。

祖母も母親も資金援助だけで育児を手伝ってはくれなかった。

会社経営者の祖母には「ちゃんと子育てしろ」と厳しくされ、母親からは「仕事で朝が早い」と突き放された

自分の時間が欲しかった。

　弁護人「祖母から『子供を見ているから遊んできなよ』と言われたことは」

　島村被告「なかった」

豪邸の中は「ごみ屋敷」だった。室内に残飯やおむつが散乱。

　検察官「自分だけ風呂に入り、かわいそうと思わなかったのか。子供がどうなるか想像しなかったのか」

　島村被告「しなかった」

長男の「弟が起きない」との電話で自宅に戻った。

玄関で声を掛けたが、動かない次男を見て不安になり、引き返した。

その2日後、今度は「弟が血を吐いている」との電話。

「体を揺さぶって起こせ。人工呼吸しろ」と長男に伝えたが、手遅れだった。

「ママも悪いけど、おまえも悪い。自分一人でご飯を食ってんじゃない」。

激高し長男を平手でたたいた。

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この事件の初公判で、検察官が長男（6歳）の調書を読み上げた。

「ママは悪くない。僕がご飯を自分だけ食べて、弟や妹にあげなかったから。僕が本当に全部悪い」

小学校に上がる直前に出て行った母なのに、そこに恨みの言葉はなかった。

能面のようだった島村被告が肩を震わせて泣いた。

検察側は「自由な生活を送り、交際相手と同棲するため、養育が煩わしくなった」と指摘。

弁護側は「家族が子育てに非協力的で、追いつめられた」などと主張

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さいたま地裁で開かれ、島村被告に懲役６年の判決が言い渡された

育児…

逃げ出したくなる気持ちある

でも、決してしてはいけない事がある

自分の命に代えても守らなければならない事がある

長男の思いが…痛く…辛い…

タグ：三郷幼児放置死事件 育児

コメント 6

子供が本当に可哀想。
by momo (2008-09-04 00:03) 

本当に信じられない事件が多すぎますよね。
育てられないなら産むな！と言いたいです。
子供が欲しくても授からない人も大勢いるのに！
お金がないとか、身体が不自由とか事情があるわけでも
無く、祖母の資金援助も受けていながら・・・
育てられなければ施設に預けるとか考えられなかったの
だろうか・・・

by タケリン (2008-09-04 09:52) 

長男は６歳じゃ物心ついているし、
記憶がはっきりしているので一生の傷になるのでしょう。
本当にかわいそうな事件ですね。
by ちー (2008-09-05 14:25) 

>momoさんへ
まったくです…(-_-;)

>タケリンさんへ
本当に、こんな鬼畜な人間の思考回路は理解できませんね
9/5の道新の卓上四季を読んで、嗚咽をあげて泣いてしまいました…

>ちーさんへ
そう!そうなんですよ!!
彼は自分のせいでそうなったと攻め続けるのかと思うと
もう、想像絶します…
by o-miti (2008-09-06 01:47) 

なんと痛ましい事件でしょう。

これから、少しでも長男の健やかな成長を願うことと、これまで起きてきたことに対しての長男の充分な精神・心理面、身体面への専門家のケアが強く望まれます。

さらに、母親の人間らしさの取り戻しと反省の必要性、母親に対する母親教育、人間教育が必要ですね。

本当に本当に心が痛みます。

長男さん、これから、心が、ほっとするような温かな気持ちを持って、日々が送れるようになる日が来ることを切にお祈りしております。
あなたは素晴らしい心の持ち主です。
神のご加護を。。

by まゆ (2008-09-07 16:54) 

>まゆさん
想像を絶するような事が多いこの世の中です。
でも、そうじゃない人間の方がはるかに多く、
そして、世の中いいことがたくさんあると、
そういうことに目を向けて生きたいものです。
by o-miti (2008-09-07 23:15)