かんしゃく発生、長期戦 [5歳児の戦い]
今日は朝からsinと二人で美容室へ行って髪をカット♪
ま、出掛けにまた用意するしない、遊びたい髪切りにいくとすったもんだあったが、何とか無事カット終了~★
その後、家族全員で子ども二人の耳鼻科へ行き、昼ごはんを買って帰宅
食べ終わって、なんとなくダラダラ過ごしていたら…。
突然、sinの号泣スイッチがONに…。
磁石で絵を書くおもちゃで遊んでいたら
(↓こんなやつ)
上に見本の絵を置いてそれをなぞっていたようなのだが、上手く絵がなぞって描けないと泣き出したのだ…。
しかも、
「さっきまで上手く描けていたのにお父さんが話しかけたから描けなくなった」と泣き叫ぶsin
もう、こうなったら何をしてダメ
いつもの事
お父さんはだんだんイライラモード…。
多分、きっかけは、
お父さんがkouにその辺にあったおもちゃを渡した
↓
渡す時に、sinに「貸して良い?」と聞いた
↓
sinは「ダメ・やだ」と答えた
↓
「ちょっとだけだし、今は使ってないでしょ。sinが使うと気に返すから、kouに貸してあげて」
実はこんなやり取りが、2、3回あった。
それで、最終的にとどめで溜まっていた感情がここで爆発ってとこか…。
「お父さん嫌い」だの「お父さんいなくなれ」だの「お父さんのせいだ」だのを延々と繰り返し、しかも号泣で大声で…。
30分くらいこれが続いて、お父さんも最初はkouを私に託してsinの相手をしていたのだが、とにかく一旦退散する事にして、私が変わって相手をした。
私が心掛けたのは
・過去の事は言わない、今そしてこれからどうしたいのか?
・その為に、お母さんに何をして欲しいのか?何をしてあげられるのか?
・「泣くな」とは言わない
だった。
(実はその前に散々怒ったりなだめたりしていたんだけど…)
「お父さんが話しかけたから描けなくなったぁ」と言えば
「分かったよ。嫌だったね。で、今どうしたいの?」と聞く。
何度もこの軌道修正は行った。sinは
「ちゃんと描きたいの。はみ出さないように描きたいの。」
「じゃ、その為にお母さんに何して欲しい?」
「何もして欲しくない。そこにいて」
「入るだけでいいの?何かしてあげられることある?」
「描けるまで見てて欲しい。」
「分かった。お母さんはsinが描けるまでずっと見てるから」
sinは、この最後の言葉が効いたようだ。
描き出してはまた描けないと大声で号泣しお父さんが~と始まる。
そして、私が「いいよ、お母さん待ってるよ。描けるまで見てるよ」と言うと、少し落ち着いてまた描き出すの繰り返しだった。
この時、私はなんだかsinがかわいそうになってきて一緒に泣いていたのだ。
sinは自分でもわけが分からず泣いている。
この方法でしか自分の感情を表現するしか出来ない。
でも、みんなに泣くな(あたしも含めて)と言われる。
そう思うと、だんだん怒るどころか泣くのを止めさせるどころか、一緒に感情が全部出し切れるまで付き合ってあげようと思ったのだ。
ところが…。
もちろんこの状況も30分近く続いたわけで、お父さんが~お父さんが~も言い続けている。
とうとう…夫は切れてしまった
「そんなにお父さんが嫌ならお父さんは出て行くからゆっくり描きなさい」
あ…
ま、でもここは私は口を出さない場面かしら…。
と思い、sinの様子を見続けることにした。
sinは更に号泣し「嫌だ嫌だ」と繰り返す。
さて…、もう一度仕切りなおしだ(^_^;)
さっきの心掛けに一つ加わったのが
・「お父さんが~」と言い出したら「もう一回言ったら本当にお父さん出て行くと思うよ。
そうしたら、お母さんも止められないからね」
だった(笑)
最終的に、お母さんが描いてと言い出し、私が描いても描いても違うと号泣され…。お父さんが描いてと言い出し、やっぱり違うと消され。
ふと思い出しのが、この間受けたベビーマッサージの指導のときに指導者が何気なく言った事
子供が絶対に親にして欲しくない事。
親は子供に絶対にしてはいけない事って、親が自分自身を攻める事。
親から子への愛情よりも子供の親に対する愛情の方が何よりも強い。
虐待されていた子供は親を攻めたりしないで親を守ろうとする。
だから、いつまでも自分自身を攻め続けていると子供にも伝わるよ
ん~これを逆手に、ちょっと試してみたいと言う気になった。
「ごめんね、お母さん全然sinの思うようにしてあげられなくて、sinが泣き止めるようにしてあげられなくて、お母さん自分が嫌になってきた」
本当にそうだったんだけど、その気持ちを直接伝えてみた。
すると…
「違うよ。僕がちゃんと頑張って描ければいいんだよ」
って言ったのだ。
それでも、まだ描けない描きたいという同じような押し問答は続いたのだが、その内、私が描いたその絵を「そう!お母さん、すごいね。ちゃんと描けてるね」と言って、この長い戦いは終わったのだ…
最後に「おいで」とsinを抱きしめて
「お父さんに、ちゃんと謝っておいで」と促すと
走っていって
「お父さん、いなくなって欲しいとか言ってごめんね」
と素直に言ってくれて、また号泣な私
今日もどっぷりした育児ライフでした
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幼い子供も幼心に自分が出来ないイライラをぶつける相手、誰かを探しているんだろうな。
私だったらぶん殴っているかも知れないな。
o-mitiさんは上手いよ。
by いつかまう (2009-02-08 23:26)
>いつかまうさんへ
イライラをぶつける相手…うんうん。
本当に、そうとしか思えません…( ┰_┰) 。
そうですか?(/_;)
またまた救われます…。
でも、殴ってないだけですごい半ギレな私は、自分でも鬼。
最近は私が鬼ばばか不良みたいに怒るので、
ちょっと怖いと思っていて、今まであんまり怒った事のない
父に方向が…。
今日お風呂で言いました。
「お父さんが本気で怒ったら、お母さんも泣くほど怖いんだからね…。止められないんだからね…。sinぶっ飛ばされるよ…。」と^^;
ちょっとビビッてました(笑)
by o-miti (2009-02-11 01:52)