中耳炎【おばあちゃん看護士】編

今日は最初の受診から2週間たったので耳鼻科訪問
なんだかあんまり思わしくないらしい
聴力検査をしてみることになった
え？4歳で？あの密閉された空間で？音が聞こえたらボタン押すあれ？

取り敢えず挑戦

担当は…
今日は理事長先生が不在なのでその専任のおばあちゃん看護士さんが手が空いてますので
この方に決定～～
…とこれがまたやばかったんだ…

一人じゃこの密閉空間はまずいなと思い、一緒に入った
看『は～い、じゃいくよぉ～、僕～音が聞こえたらボタン押してねぇ～出来るねぇ～』
しんのすけ（子供）はうんうんとうなづく
一応、私も『いいかい？音が聞こえたらボタン押してね』と補足するも…失敗
看『聞こえたぁ～？聞こえてるならボタン押すんだよぉ～ぼ・た・ん・分かるねぇ～』
しんのすけはうんうん
『しんのすけ、聞こえたらお母さんに言ってみな』うんうん…またも失敗
看『今、何か聞こえた？』うなづくしんのすけ
看『聞こえてるはずだよぉ～聞こえたらボタン押すんだよぉ～わかったっ？！』
しんのすけは大きくうん…がまたまた失敗
看『ねぇー聞こえてるよねーどこから聞こえてる？どんな音だった？』
しん『ここ（右のヘッドホンをさす）、ぴぴぴとかぷぷぷとかぼぼぼ』
看『そうでしょうーそれが聞こえたらボォ・タァ・ンン！押してねっわかったぁっ』
今度は、聞こえたら押すことは出来たのだが何度も何度も押しちゃった…
ガチャとドアがあき
看『ちょっと～聞こえてないのに押さないのっ。聞こえたら押す。聞こえなかったら離す。行くよ』
しんのすけは、『はい、はい』と言いながら手を上げる始末（これ怒られた時にやるしぐさ）
おまけに涙目
すると、今度はガラス越しに看護士さんが音を出すとしんのすけを見るのに気づき、
その看護士さんの顔色を伺いだし、顔をあげると押すという戦法に出たのだ
当然ばれる
しんのすけはもう半べそで『お母さんやって』とボタンと渡しだしちゃった
看『なんか駄目だね～～～』
私は『もう、駄目ですね。一旦休憩させてもらえませんか？』
だがおばあちゃん看護師さんは『駄目駄目。もう一回！』と
『ん～～～無理だぁ～本人集中力なくなってますし、暑いし一回ここから出てちゃんと説明します』
すると看護師は『じゃ、お母さんだけ出ます？僕～お母さん暑いってぇ～早くやっちゃおうよぉ～』
この怒り口調を常に語尾だけ延ばしていう話し方そしてこの台詞にキレタ

またも非情にドアを閉めようとするのを、お尻で遮り、病院中に響く大声で
『しんのすけ！いい！？お母さんの（ここ強調）話を良く聞いてね。音、聞こえてた？』
うん
『うん、じゃ、音が聞こえたらこのボタン押すのね。わかる？』
うん
『音が聞こえたら押す。音が聞こえなかったら押さない。それだけだからね』
うん
『出来なくてもな～～～～んにもしんのすけは悪くないし、誰も怒ってないからね。これで駄目だったら一回お休みしてがんばろう！ね』
うん
『でも、早く出来たほうがお耳のためにいいし、そのほうが早く治るからがんばってやっちゃおう！』
そっと『お母さんがついてるから絶対に大丈夫だからね』と
この気迫にびびったのか看護士も何も言わずにそっとドアを閉め、
しんのすけも『聞こえた』『聞こえない』と言ってくれたので私がボタンを押して両耳なんとか終了
しっかし、意味のあった検査だったのか？と疑いたくなるじゃないか
だって『聞こえてるよね？』って聞こえてるかどうかの検査じゃないのかっちゅうの

ま、なんだかんだで聞こえは悪くはないけど水が溜まってる状態なのでまた2週間分の抗生剤
あ～あ
これで駄目なら切開かチューブだって…(T_T)
左:しん、右:お父さん、真ん中：お母さん

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